2010 ストリートファイター

カプコン アクション ファミコン  
難易度:★★★★★    名作度:★★★★☆    クソゲー度:★★★★☆ | コメント(5)
 
2010 ストリートファイター 2010 ストリートファイター
(c)カプコン

カプコンのストリートファイターと言えば、あの有名な対戦格闘を想像してしまいますが、これは何のつながりもない忍者龍剣伝タイプのアクションゲームだ。
時代はたかだか2010年なのに、人類は宇宙に住み始めて、ロボット(パラサイト)に侵略されるという近未来SFのようになっている。カプコンは2010年がそんな年になっているとでも想像したのだろうか。
名作ともクソゲーとも呼ばれるこのゲームは、ファミコンでもトップクラスの難易度にある。
極めて貧弱な武器(ソニックブリッドという飛び道具)一本で、パワーアップしなければ使えたものではなく、やられたらパワーは0に戻る。面も最初に戻る。
ただし多彩なアクションや面設定(固定面や強制スクロール面などがある)などは評価すべきところだ。

【関連動画】

※中には関連性のない動画になっている場合もあるのでご了承ください


【レビュー】
「ストリートファイター」という名前だが、対戦格闘のストリートファイターとは異なり、ステージを進んでいきステージボスを倒すアクションゲームだ。
背景も近未来SF的で出てくるのはロボットとかなのに、なぜこの名前になったのか不思議なところ。この半年後には「ストリートファイターII」が発売されている。

【オープニング】

「人類が新たな開拓地を求めて移住し始めた頃」
2010年は今年ですよ! このゲームが作られてから20年しかたっていないのに、どんだけ進化してるんだよ、という話です。2010と2100を間違えたのではないかと思うほど。

【難易度】
難易度としては最上級と言えるでしょう。そしてそれは最初の面(1-1)から、もう死にまくり。のっけから手加減なしで攻撃してきます。そして、敵のいやらしい攻撃、プレイヤーのあまりにも貧弱な攻撃で、なかなか進めることができません。その面をクリアしないと、死んだらその面からやり直しになります。
しかし、「スペランカー」でも「トランスフォーマー」でも攻略はありました。その攻略がわかってくるまでにどれだけ根気が必要かと言えば、けっこうな根気が必要だといえるでしょう。
「死んだら最初っからやり直し」これが根気を削る大きな要因になっています。
ただし、「攻略本がないと解けない」という理不尽なものではなく、やることは「ボスを倒す」という単純明快なことなのです。いかにパワーアップを維持して、先に進めるかがポイントです。

【どんなゲームか?】
実際にゲームを見てみましょう。

要するに「パラサイトを倒し 脱出せよ」ということです。


TARGET「空飛ぶさそり」 vs 主人公「KEVIN」

これだけ見ると、格ゲーっぽい出だしですよね。でも実際は。。。


めっちゃアクション

ここでは敵はボスと雑魚キャラ(無限に出てくる)の2つしかいません。だったら余裕じゃんと思うかもしれませんが、KEVINに向かって追尾してきたり、高速で突進してきたりするので、あっという間にやられる(初期体力は5)のです。
こちらの武器は

波動拳 ソニックブリッド
だけです。一応足からも出ますが、レベル1では至近距離の敵しか攻撃できません。常に動いている敵に当てるのは至難の業です。
レベル(飛距離とか)をあげるには

岩を砕いてこのパワーアップカプセルをとる必要があります。ただし、2つで1レベルアップと言うケチくささ。
何度も言うように死んだらレベル0からやり直しです。
体力は時々回復アイテムが出てきますが、「やられない」ことが第一。面クリアしても体力が回復しないのは絶望的システムだと思う。
ちなみにこの「1-1」は、4画面分の広さしかありません。

ボスは


こいつで、攻略とか特になく、ひたすら「やられないように」ヒット&ウェイします。

ボスを倒すと

このようなワープ空間が開くので、ここに逃げ込みます。
このワープも10カウントで閉まる(もちろん死亡)という油断も隙もないシステムです。

「1-2」
 
いきなりボスと一騎討ちで、1画面のみです。
ある意味逃げ場がないストリートファイターです。しかし、やることは波動拳を撃ち込むだけですからどちらかと言うとシューティング要素が強い気がします。

「1-3」

このステージは強制横スクロール面です。壁にはさまれたら当然即死。
長さはこの手のアクションゲームっぽいですが、ミスができないというところが辛いです。ボスでやられても最初っからになります。


こんな感じで、「1-4」も制覇すると、やっとステージ1のクリアです。これが5ステージまで続きます。

いろいろと工夫されているアクションゲームだが、いかんせん慣れるまで時間がかかり、難しすぎるというのは否めない事実です。

それとやっぱり

タイトルが紛らわしい!

コメント(5)

確かに誰もがあのストリートファイターシリーズだと思いたくなりますよね。。。

 ストリートファイターシリーズにハマったゲーマーには評価は?でしょうが、このゲーム、名作だと思います。まだファミコン初心者の頃、初見1-1サソリとの闘いでパットを投げたくなるときもありましたが、私的にはその後のFC:ホーリーダイヴァーやドラゴンズレアのノーミスクリアへの原点となったゲームだと思います。

たしか海外版ではケヴィンがストリートファイターのケンになっていたそうな。だからマジでザ・ムービーやリアルバトルオンフィルム2種以上にストリートファイターシリーズの黒歴史ではある。
そんな裏話はさておき、バイオニックコマンドーがリメイクされたとき次は2010年にこれがリメイクされる!と結構期待していたんですけどね。
ええ、俺もどっぷりハマったクチです。復活は厳しいですがアイテムの場所を暗記できてれば不可能ではないのもあって何度も繰り返してやるうちに操作スキル自体が上がって、初めから再挑戦したときに強さを維持したまま戦えるようになると脳汁があふれ出します。

個人的にはファミコン最高峰のゲームだと思ってます。
ケビンの動きがちょっと重く、ほとんどの動作にオーバーヘッドがあるのでイライラする時も多いのですが、慣れるととんでもなく自由自在に動き回れるようになります。
これ以上自由に動けるゲームはファミコンでは存在しないでしょう。
また敵にダメージを与えた時の感覚がよくて、特にフリップシールド(無敵中の足部分でできる攻撃)で攻撃するのが病みつきになったり。
とにかくかっこよくプレイしたくなり、イメージ通りに操作できた時は本当に爽快です。
音楽も良い、グラフィックも良い、完成度が高くまとまったゲーム。
アクションゲームが好きなら、ぜひプレイしてほしい作品だと思います。
ちなみにエミュレーターと実機でプレイ感がわりと違うゲームの一つですので、ぜひ実機でやってほしいものです。

バックフリップを上手く使うんじゃ無かったかな。
ファミコン後期の傑作だと思います。
思い起こせばこの辺りからですかね、熱もテクニックも無いにわかゲーマーが何でもかんでもクソゲーと言い出したのは。

コメントする